レスポンシブデザインとは
モバイルフレンドリー
2015年2月26日にGoogleが『スマートフォン利用に最適化されたサイトが「モバイルでの」検索結果で優遇されやすくなるように変更する』と発表し、2015年4月21日より実施されています。「スマートフォン利用に最適化されたサイト」とは、スマホでアクセスした際にも「見やすい」サイトのことです。このようにスマホで見やすいサイトのことを「モバイルフレンドリー」なサイトと呼んでいます。
皆様もご存知のように日本での検索エンジンとしては、Yahoo!もGoogleの検索エンジンを使用していることも含めて、SEO(検索エンジン最適化)対策としてGoogleでの検索順位は非常に重要になります。
同時に実際に検索をされる際に使われるデバイスも、以前は圧倒的にパソコンが中心でしたが、現在ではスマホで検索される方が多くなり、スマホでの検索においても上位を獲得することは絶対に必要になりました。
このような事情で、検索エンジンで上位を獲得するにはモバイルフレンドリーなサイトを作る必要が生じたのです。
初期の対応
Googleがモバイルフレンドリーなサイトを検索結果で優遇すると表明した初期のころは、まだブラウザーソフトもHTML4.0が主体でした。初期のモバイルフレンドリーなサイトとしては、パソコン用のページとモバイル用のページをそれぞれ別に作り、アクセスしてきたデバイスのOSを判断(Windowsならパソコン、iOSやアンドロイドならモバイル)して、モバイルからのアクセスの場合モバイル用のページに移動するようにしていました。
ただこの方法ですと、同じ内容のページをパソコン用とモバイル用の2つずつ作らないといけませんし、写真などもサイズを変えて2つずつ用意する必要がある場合もあり、作成にもメンテナンスにも倍の労力がかかり、同時にファイル容量も多く使うことになりました。